NPO法人 instrument for children創設時より、福島・熊本等国内外の被災地や、孤児院や乳児院等への音楽・リトミック、絵画療法等やアートコンサートの実施により、子どもの心のケアを実施し、高い評価を得てきた。また、医療者、心理職者らとの連携を図ることで、子どもへの健康教育、心理療法なども可能となった。私達は今後も、心身の健康維持・音育教育などのさらなる支援を継続する予定である。

内容
1、プロの音楽家による、楽しくリラクゼーション効果のあるコンサートを行い、対象者らが知っている曲を一緒に歌ったり、演奏して楽しい時間、リラックス効果を図る。
2、プロの画家による楽しいライブペインティングと、対象者らに絵を書かせて心のケアを行う。
3、ヨガなどの身体運動を通して、心身ともにリラックスを図る。
4、様子を見ながら、プログラムの中でプチ健康講座などをとりいれ、災害後の身体的、精神的なダメージの伝達の以上の早期発見と相談機関等をお伝えする。
5.アンケートやインタビュー、ヒアリング調査を行い、常に対象者のニーズや状況を把握し、提供するプログラムを臨機応変に変更しておく。

医療監修協力 東京医療保健大学 東が丘・立川看護学部 看護学科 久保恭子教授